血液検査で、ASTがALTより数値が小さい場合、脂肪肝になっている可能性が非常に高いです。10%程度の脂肪化率でも判明。
その他、急性肝炎、薬剤性肝炎、肝硬変の初期
ASTの数値がALTより大きい場合、劇症肝炎、慢性肝炎、アルコール性肝炎、肝硬変の中期、原発性肝がん
ASTまたはALTが30ミリグラム/デシリットル以上の場合は、肝炎になっている可能性が非常に高いです。
AST,ALTが常に100ミリグラム/デシリットルの場合は、肝細胞の壊死が、続いているのと同じ状態です。
FIB-4インデックスという肝臓の繊維化を評価するスコアリングシステムがあります。
年齢、AST、ALT、血小板を公式に入れて計算します。1.3以上が線維化が起こり始めている可能性、2.6以上がハイリスクです。
TTTが高い時急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、脂肪肝
TTTのみが高い時、急性肝炎
ZTTが高い時、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝がん
TTT、ZTTともに高い時、慢性肝炎
LDHが基準値の3倍以上高い時、劇症肝炎、急性肝炎、肝臓がん
総ビリルビンが高い時、急性肝炎、劇症肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝がん
アルカリフォスターゼはアルカリの状況で、リン酸化合物を分解しています。高い時は、肝炎、アルコール性肝障害、肝硬変、肝膿瘍
コリンエステラーゼは酵素の一種で、タンパク質を作ります。数値が高いと、脂肪肝、原発性肝がん
血清総たんぱくが高いと、慢性肝炎。低いと肝硬変、急性肝炎
総コレステロール
高いと、脂肪肝、肝硬変
中性脂肪
高いと、脂肪肝、アルコール性肝障害
*AST(GOT)アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(たんぱく質を分解して、身体が必要とする秋野さんを取り出しています)酵素
*ALT(GPT)アラニントランスアミラーゼ(たんぱく質を分解して、身体が必要とする秋野さんを取り出しています)酵素
*TTTチモール混濁反応
*ZTTクンケル混濁試験=硫酸亜鉛混濁試験
*LDH乳酸脱水素酵素
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