肝臓

肝臓

肝臓には、2000種類以上の酵素がいて、さまざまな作業をしています。
酵素を取り込んでいる肝細胞は、2500億個あります。
クッパー細胞という細菌、ウイルス、カビなどを食べてくれるものなど、多くの免疫細胞が存在します。
24時間休むことなく働いているので、基礎代謝量の27%を消費しています。

 

全ての細胞がフル回転で働いているわけでないので、一部分が破壊しても、カバーされます。
再生能力も早いです。

 

肝臓には、神経が通っていないため、自覚症状が出にくいです。

 

肝臓には、動脈と、栄養素が運ばれてくる門脈が、入口になっています。
いいものばかりでなく、アルコールや有害なものも入ってきます。

 

脂肪肝は、脂肪が肝臓の周りにつくのではなく、肝臓の細胞1つ1つに脂肪がたまってくる状態で、回避したいものです。
多くの糖が体内に入ってくると、膵臓から多量のインスリンが分泌され、ブドウ糖が、細胞内のとりこまれます。
ブドウ糖は、肝臓で、グリコーゲンに作り替えられます。
この状態で止まっていればいいのですが、さらにブドウ糖が追加されると、肝臓はブドウ糖を中性脂肪に作り替えます。

 

脂肪を減らしたいなら、初めにやるのは、グリコーゲンの消費になります。これが減らないと脂肪は減りません。

 

肝臓は、常時500以上の複雑な働きを同時に行っています。コンピューターで言うと、高性能メモリーがいくつもある感じです。

 

肝臓は栄養の代謝を行っています。
食べたものは腸で吸収され、肝臓に運ばれてきたものを、生命を維持するために必要な物質に作り替えられます。
これを栄養の代謝と呼びます。
長距離を何も食べずに走ることができるのは、肝臓に蓄えられているグリコーゲンをブドウ糖に変えて、筋肉に送られているからです。

 

肝臓は有害な物質の解読を行っています。
アルコールや、食品についていた農薬、着色料、保存料などの有害なものを無毒化しています。
大量に入ってくると処理しきれません。

 

肝臓は、胆汁を作り、胆のうから、十二指腸に流しています。胆汁酸が、消化酵素をサポートします。また、血液中の水に溶けない不要な物質を胆汁の中に入れて腸に排出します。

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