IgA抗体は、日本語でイムノグロブリンAと呼ばれ、2016年に悪玉菌の増殖を抑える働きが発見されました。
腸内フローラの環境を決めています。
腸の粘膜で作られています。
悪玉菌にくっつき増殖を抑えます。善玉菌にはくっつきません。
アレルギー物質や、異物を排出する役割も持っています。
キムチや乳酸飲料、チーズなどで増えます。
わざわざサプリメントを取る必要はありません。
体内の免疫機能が増えますので、大切に育てましょう。
ウイルスや細菌に勝つ体にしたいですね!!
★普段から抵抗力、免疫力を高めるには?
【免疫力アップ5ヶ条】
[1]ウイルスがいそうな場所には行かないこと
密集した場所、密閉空間、他人との近接距離を避けることが大切です。
[2]体内時計を狂わさないこと
生活リズムを守ること、体内時計を狂わさないことが大切です。
[3]積極的に体を動かすこと
体を動かすと血流、リンパ流が良くなり、免疫細胞が体内をパトロール。
異物を見つけたら排除し、免疫力を維持できます。
[4]バランスの良い食事をすること
食べ物も大切で、程よい量でバランス良く食べることが大切です。
[5]ストレスを避けること
ストレスにより副腎からコルチゾールというホルモンが作られ、これにより免疫細胞の機能が低下します。
(ストレスがある時に風邪を引いたり、ヘルペスになるのは、このためです。)
【免疫機能向上『ビタミンD』】
ビタミンDは、筋肉や骨の成育を保つために必須の栄養素ですが、
最近では、インフルエンザ、花粉症、癌、ウイルスによる呼吸器感染など、免疫機能の向上のために注目されている栄養素です。
本来、紫外線を浴びることによって体内で合成されますが、紫外線対策が充実した現代において、 日本人の 2/3 が不足している と言われています。
※ 論文結果概要※
ビタミンDサプリメントの効果を、11,000人に対して偽薬と比較して検討した論文があります。
ビタミンDサプリメントは、急性呼吸器感染症のリスクを全体で12%低下させました。
毎日サプリメントを服用している人では19 %も低下させました 。
特にビタミンD不足の人で調べると、70%もリスクを低下させたそうです 。
大きなストレスや毎日のストレスなど過度なストレスがかかった場合、コルチゾールというホルモンを過剰に分泌し、免疫機能原因につながります。